効果別施工事例

MIRAINOの前進技術は2015年から施工を始め、ホテル・工場・ショッピングモール・病院・研究センターなど公共施設を含む、様々な実績を積み重ねてきました。その一部をご紹介します。

MIRAINOコート建築外壁の長期防汚性能と効果

建築外壁は、紫外線や風害・塩害・大気汚染物質の蓄積から色褪せや汚れ、ひび割れなどを引き起こし劣化していきます。
MIRAINOコートの優れた耐候性と防汚性能は、紫外線量の強い赤道直下での水平曝露試験でも低下しないことが実証されています。
（日本国内塗料メーカーでは沖縄県宮古島まで）また、親水性表面を長期に渡り維持するため煤煙と同じく油性汚染物質である鳥のフンも洗い流され付着防止になります。
ガラス装飾にも施工してあります。

促進耐候試験20年以上の耐候性
（メタルウェザー試験1,000時間。）促進耐候性試験とは、各種材料の美観や耐久性について劣化を促進させ、製品・材料の寿命を予測することを目的とした試験です。すべての物質、材料は自然環境のもとで、光(紫外線)、雨、熱等の影響により劣化して行きます。専用の装置内で光の照射、降雨(水スプレー)、温湿度の制御等を行い、屋内外の条件を人工的に再現します。

MIRAINOコート＋遮熱塗装の効果

2005年8月に和歌山県で施工した例をご紹介します。ポリエステル塗装鋼板の屋根に市販の弱溶剤系遮熱塗料を塗装したのちに防汚・防カビコートを施工しました。施工直後からすぐに5°C前後の室温低下が観測され遮熱塗料自体の性能が確認されました。夏場空調を作動させた場合の電力は30%以上の削減に繋がりました。しかし遮熱塗装のみでは汚れによる遮熱効果は数か月で大幅に低下します。その解決策としてMIRAINOによる防カビ・防汚コートが採用されております。

工場（和歌山県）
2005年8月/鋼板屋根

MIRAINO太陽光パネル用コートの効果

MIRAINOコートの主成分ナフィオンは、太陽光パネル表面で帯電防止と凍結防止効果を発揮します。ガラス質は非常に強い静電気を帯びているため大気の汚れが付着しやすい構造です。空気中の水分を含んだナフィオンは電気抵抗を格段に下げ静電気を除去し続けます。
また、−22℃まで凍結しないMIRAINOコートに雪が接すると、表面で徐々に溶け出しパネルと積雪の接地面に水が濡れ広がり雪の重みで傾斜を滑り落ちます。
積雪による発電の停止、雪の重みによるパネルの損傷を防ぐことができます。
また、MIRAINOコートは気温−40℃から150℃まで耐える強靭な膜で積雪の多い地域でもパネル表面を長期に渡りセルフクリーニング化します。

鹿児島県垂水市 2018年4月撮影

【汚れの付着防止効果】
写真は、施工済みパネル表面で雨水と帯電防止効果により汚れが付着しずらく洗い流されている様子です。

【帯電防止効果】
摩擦で静電気を発生させパウダーを塗布した後、軽い衝撃を与えた様子です。

【凍結防止効果】

滋賀県安土町 2019年6月

【6ヶ月後約3％の改善効果】
滋賀県安土の丸野メガソーラー2250㎡の一部600㎡を実際に施工させて頂き、同環境下で対比試験を行いました。
6ヶ月間防汚効果を維持し毎月3%の改善効果が見られました。
同町内で約10,000㎡が設置されており、積雪時の発電量低下も含めると大きな効果となります。

感染症対策温泉施設、プール

温泉施設などで細心の注意を払わなくてはいけないレジオネラ菌問題。MIRAINOコートをレジオネラ菌培養地に塗布後、30分以内に菌が10万分の1になる驚異的な試験結果となりました。
レジオネラ菌は水中や水辺の環境を好んで繁殖しますので高い耐候性、耐水性のあるMIRAINOコートは大浴場の床、浴槽、プールなどの感染対策におすすめです。
噴水や人工庭園等の水流を伴うガーデニング施設の外装に施工いただきますと長期間の藻の抑制効果もございます。