MIRAINOは光触媒技術をベースにした高性能な世界初のコーティング剤で、建物の外装・内装・床・屋根などあらゆる分野に適応できます。

MIRAINO(ミライノ)とは

MIRAINO(ミライノ)とは

MIRAINO(ミライノ)とは?

1980年代初期から光触媒の研究に拘わってきた世界でも数少ない研究者「北村透」がブルネイ大学との共同研究で実験を重ね、既存の光触媒技術をベースにした高性能な世界初のコーティング剤「NFE2」を開発しました。この技術は2018年にアメリカで国際特許を取得されております。従来技術では不可能とされた防カビ性能(近年の研究で、光触媒にカビの繁殖を止める効果がないことが判明)を有し、抗菌・高ウイルス、防汚、防臭などの作用を薬品に頼らず、優れた耐久性・耐候性を維持する長期持続可能なコーティング剤です。弊社の「MIRAINO」は、北村透が開発した国際特許技術「NFE2」をベースに、さまざまな悪条件下でも最大限の効果を発揮するために環境に応じて製品改良を重ねる「未来型ハイブリット製品」として誕生させました。私たちは、現代社会のさまざまニーズにお応えするため、日々研究開発を進めております。
西暦略歴
1957大阪府に生まれる
1980大阪大学工学部首脳卒業につき楠本賞受賞
1982同大学修士了
大日本インキ化学工業㈱(現DIC)でフッ素樹脂塗料の研究に従事
1993独立
2000「打ち放しコンクリートフッ素描画工法の開発」でNBK大賞受賞
2005(株)ピクセラの支援を受け(株)ピアレックス・テクノロジーズと改称
2006「フッ素樹脂光触媒の発明」でPlunkett賞、発明大賞、りそな新技術賞等受賞(第19回です)
2015ブルネイ大学教授に就任(兼任)
2016親会社の交代につきピアレックス社 社長から代表権のない会長に
2017同社を退職し再び起業
社名「ケミカル・テクノロジー」しがらみのない一般名称にしました。
日本建築防黴協会理事長就任
2018ブルネイ大学との国際特許取得
2020東京理科大学との共同研究
2021東京大学感染症化学制御チームとの共同研究
2022国際学会pathogens-econ2022にて東京大学チームとの論文提出
ブルネイ政府とブルネイ大学の協力により国内だけでなくASEAN各国にも実績を拡げています。
現在、研究開発の大半はブルネイ大学で行っています。
学生は全員UK留学経験があり優秀!光触媒では初の防カビ分野での世界特許もブルネイ大学で取得しました。

目視できる世界唯一のコート剤

従来のコーティング剤は一般に超薄膜のため、性能や膜の存在を確認できず、信頼性に欠けておりましたが、MIRAINOコートは「性能がすぐにわかる」「スマホ電子顕微鏡による銅粒子の存在が確認」できます。従来の酸化チタン型触媒のおよそ10倍の効果のある酸化タングステン型触媒とNASAが開発した燃料電池用フッ素樹脂Nafion®を採用しました。高性能酸化タングステン+特殊な金属銅粒子を組み合わせた独創的な技術によるコート剤です。
基本の成分ナフィオン(高分子イオン交換膜)
酸化タングステン
銅粒子

優れたフッ素樹脂Nafion®を採用

MIRAINOコートの基本技術(製造番号NFE2)はデュポン社が開発がしたフッ素樹脂Nafion®をバインダーとして採用しており、耐薬品性能、耐久性能、静電気防止性能の他、耐熱性に至っては−40℃から150℃まで耐える強固な樹脂膜としても優れています。
身近な物だとフッ素樹脂加エフライパンのようなイメージです。
酸化タングステンと組み合わせることで現れる特徴として
①塗って乾かすだけで膜になるので施工が簡単である。
②紫外線や降雨に強靭な厚膜の層を形成するため、耐久性と耐候性が良好である。
③Nafion®自体に親水性があるため、光の有無に拘らず良好な親水性が維持できる。
④Nafion®はそもそも固体電解質用に開発されたイオン交換樹脂なので、有機樹脂としてはとびぬけて良好なイオン導電性がある。その化学的安定性から紫外線による劣化を促進する物質反応に影響されないめ半導体分野や多く産業分野で使用されています。
野外の抗菌・防汚に於けるMIRAINOのメカニズム

屋内の抗菌・防汚に於けるMIRAINOのメカニズム

屋外汚れのイメージ

親水性の乏しい表面では水道(みずみち)は集中するので甘筋ができやすい傾向が顕著です。雨筋の汚れは硝酸塩などの植物の栄養源が豊富なのでカビや藻の苗床になります。

MIRAINOとその他の性能比較

衛生管理関連の性能比較
殺菌力消臭力耐水性抗ウイルス耐久性
アルコール消毒××
揮発性あり

聞かない場合がある
×
揮発性あり
次亜塩素酸系消毒
一般的な光触媒×ー△
光触媒単体では
効果が低い

開示なし

光触媒単体では
効果が低い

開示なし
MIRAINOコート

外装関連の性能比較
セルフ
クリーニング
防カビ防藻耐水性対候性
一般外装塗料×
データ開示なし
超低汚染塗料×
一般的な光触媒塗料××データ開示なし
MIRAINOコート


標準仕様書・性能試験成績表

取り扱い上の注意

1▶銅粉が底に沈む傾向がありますので、施工中は絶えずボトルを振って再資拌してください。
2▶再攪拌がしやすいようガラスビーズ入りの容器もございますが、ビーズは成分ではありません。
3▶厚塗りしすぎると銅粉の褐色が目立ちます。とくに白色に近い下地には試験施工をしてください。
4▶施工乾燥後にすぐに親水性は確認できますが、付着力の向上までには数日要します。